猫 レオ

こんにちは、カメラマンhayatobellです。学校写真を10年ほど撮影しております。

今回は、カメラマンの選び方についてです。最近のカメラ技術の進歩は激しく、ピントや露出合わせは、カメラが自動でやってくれます。iPhoneのカメラもすごくて、素人の方でも、カンタンにきれいな写真が撮れる時代となっています。

このような時代ですが、以下について言及してみます。

「カメラマンは必要でしょうか?」
「カメラマン選びの基準は何でしょうか?」
「カメラマンを毎回変えるのはNG?」
「プロカメラマンの定義は?」

カメラマンは必要?

多摩川

現時点では、カメラマンは必要だと思っています。素人がiPhoneで写真を撮っても、綺麗な写真を撮ることは可能です。しかし、Webサイトやパンフレットなど、何か目的があって、そこに使う写真を撮ろうと思ったとき、その写真は使えるでしょうか?

全く使えないわけではないですが、カメラマンが撮った写真とは明らかな違いがあるのではないでしょうか。

学校写真でも同じで、何となく撮りためた写真を集めて卒業アルバムを作ることはできますが、カメラマンが意図をもって撮った写真で作った方が印象深い卒業アルバムになる場合が多いのではないでしょうか。

何か目的があって、それに合わせた写真を撮る。そして、その撮影において、必要な機材とスキル、経験を持ち合わせているのがカメラマンだと思います。

カメラマン選びの基準は?

猫 生田緑地

では、カメラマン選びの基準は何でしょうか?まずは、自分が撮って欲しいジャンルにおいて、必要な経験やスキル、機材を持っていることも大切です。

しかし、一番大切なのは、自分との相性なのではないでしょうか。プロのモデルさんなら、どんなカメラマンが来ても、自分の最高の状態を出して、写真にとってもらうことはできるかも知れません。しかし、普通の方が家族写真やプロフィール写真を撮ってもらうなら、初対面の人よりも、何度かあっている人の方が安心できると思います。

安心できる環境でありながら、適度な緊張感を持って撮影できる関係が望ましと考えています。

学校写真で考えると初対面の人よりも、何度か合っているカメラマンの方が安心できますよね。また、いつも合っている学校の先生よりも、たまに会うカメラマンの方が適度な緊張感を持てるので、卒業アルバムの個人写真を撮るときなど、いいかも知れません。

カメラマンを毎回変えるのはNG?

猫 宮ヶ瀬

最近は、カメラマンの派遣業務などがあって、誰でも簡単にカメラマンを依頼することができます。

そんな中で、固定のカメラマンがいた方がいいのか?カメラマンは毎回変えた方がいいのか?についてですが、これは人や状況によって異なってきます。

子ども写真、特に小さい子どもの場合には、固定のメリットが大きいです。人見知りする子どもがいて、最初はなかなか撮れないけど、時間が経つにつれて距離を縮められるからです。また、運動会など行事の進行の様子も頭に入っているので、先生との連係プレーもやり易いです。

毎年同じカメラマンに家族写真を撮ってもらうのもありです。同じ人が同じような撮り方(基準)で撮ってくれるので、子どもの成長が分かり易いです。同じ人が撮れば、毎回同じような雰囲気になるので、表情の同じような感じになることが多いです。

上記の一方で、自分にあった「いいカメラマン」との出会いは、お見合いのようなもので、なかなかうまくいきませんし、自分に合っているのか、これがベストなのか、誰にも分かりません。

だから、毎回カメラマンを変えるのもありだとは思いますが、そのたびにきちんとコミュニケーションをとって、自分はどんな写真を撮ってもらいたいのか?過去の写真等を見せながら伝えていくのがいいかと思います。

そうでなければ、おまかせにして、新しいカメラマンがどんな写真を撮ってくれるのか、福袋のような感じで楽しむ!?といった感じです。

プロカメラマンの定義は?

プロカメラマンの定義は?お医者さんのように国家資格があるわけではありません。フォトマスターのような検定がありますが、これを持っているからと言って、あなたの子ども可愛く撮ってくれるかは、分かりません。

プロカメラマンという言葉に過大な期待を寄せてしまうかも知れませんが、

・必要なスキル、経験、機材を持っている
・適度なコミュニケーションがとれて、撮影意図、目的を理解してくれる
・気持ちよく撮影ができる

がポイントになってくると思います。

これを満たせば、カメラが趣味な●●さんのお父さんでもいいかも知れませんが、一度プロカメラマンに依頼して、上記の基準をもっておいた方がいいと思います。

最後に

未来へ

いかがでしたか?今回は、カメラマンについてでしたが、人生の中でカメラマンに依頼する回数はどのくらいでしょうか?

仕事上必要であれば、何回もあるかも知れませんが、ほとんどの方が数えるほどしかないのではないでしょうか。

そんな中で、自分にあったカメラマンを見つけるのは、なかなか難しいかも知れませんね。でも、今の時代は、ホームページやSNSを捜せば、何となく自分とフィーリングが合っていて、自分の好みの写真を撮ってくれそう、というのは分かりやすくなっています。

最初から、ピッタリのカメラマンを見つけるのは難しいかも知れませんが、何回かやっていれば、好みにあったカメラマンを見つけられると思います。

もし、私の写真を気に入ってくださる方がいらっしゃいましたら、撮影依頼や写真の使用について、お問い合わせ頂ければ幸いです。