こんにちは、カメラマンhayatobellです。学校写真を10年ほど撮影しております。
今回は、親子遠足の撮影についてです。幼稚園や保育園で新学年が始まると、先生や他の児童さん、親御さんとの親睦のためにも親子遠足が開催されるところが多くなります。
卒業式、入学式では、写真撮影に夢中だったパパやママも、親子遠足では、同行カメラマンをフル活用しましょう。
その理由を、今回の記事で紹介していきます。
理由1)親子一緒のゲームが多い
親子遠足はちょっと大きめな公園で開催されることが多いです。朝早くから幼稚園や保育園の先生が場所取りをしてくださっていることも多いです。もちろん、この日の為にゲームを仕込んでいます。
親子でダンスをしたり、ゲームをしたり、追いかけっこ、鬼ごっこ、おんぶ、だっこなどなど、体を使ったゲーム等が多いです。
写真を撮りたい気持ちも分かりますが、一緒に楽しんだ方がいい思い出になると思います。
理由2)家族写真のシチュエーション
上記のように親子遠足では、緑の多い大きめの公園で開催されることが多いです。
最近は、フリーランスの出張カメラマンが「親子写真撮ります!」って感じで撮影してくる機会が増えましたが、これって個人的に依頼すると、いくらくらいかかりますか?少なくとも1万円?実績のあるカメラマンに頼もうとすると3万円くらいしますよね!?
でも、親子遠足のついでに撮ってもらえば、写真代のみです(園との契約によりますが、親御さんは写真代のみで購入できるケースが多いと思います)。100円とか、200円とかで家族写真が購入できます。気に入らなかったら、購入する必要はありません。
大きめの公園で、緑が多い場所は、写真撮影にもいいシチュエーションです。最高の表情やシチュエーションは難しいかも知れませんが、ある程度の写真なら、経験の浅いカメラマンでも撮影できます。
背景に緑があって、明るさがあって、ちょっとした逆光で、若干下からストロボ光を調整して撮影する。これだけでも非日常的な、結構いい写真になると思います。
さらに、子どもたちは、お友達や先生もいる環境でテンションあがりまくりです。
というわけで、どんなカメラマンでも(と言ってしまうと言い過ぎかも知れませんが)比較的簡単にいい写真が撮れる条件が整っています。
理由3)子どもは、親と遊びたい!
実は、これが一番大きな理由だと思うのですが、子どもたちは、パパやママと一緒に遊びたい!と思います。ディズニーランドやUSJのような非日常である必要はなくて、とにかく一緒にいたい!かまって欲しい!というのが一番だと思います。
ですから、まずはこの欲求を満たしてあげるのがいいと思います。
手をつないで歩いたり
かたぐるまをしたり
ちょっと高く抱き上げてみたり
ちょっとしたことで、子どもの笑顔は200%になってくれます。逆にいうと、こんなことで笑顔になってくれるのは、今のうちだけですよ~成長して反抗期になってくると・・・
スマホで撮影しない
最近のスマホ、特にiPhoneはカメラの性能が良くて、たくさん写真を撮りたい気持ちも分かりますが、個人的にはスマホはしまっておいた方がいいと思います。
理由としては、カメラ以外の機能に振り回されるからです。電話、メール、LINE、メッセージ、新着情報などなど、せっかくの家族の時間がスマホ邪魔されることもあります。
子ども川柳か何かで、「スマホになりたい」と書いていた子どもがいましたが、子どもにとってスマホは親の注意を奪われるライバルになりかねませんので。
それでも写真を撮りたいパパ、ママは?
そうは言っても、パパやママも自分でも写真を撮りたいですよね!?その場合は、どうするかについて紹介します。
まずは、カメラですが、スマホよりはカメラを持ってきた方がいいと思います。一眼レフとか、ミラーレス一眼とか持っていたら、それもいいかも知れませんが、コンパクトカメラでも問題なしです。
撮るタイミングはお昼のお弁当の時、もしくは自由時間など、比較的時間があるときです。現地解散などで、親子遠足の後にゆっくり撮るのもいいでしょう。
お弁当のときは、カメラマンも忙しいので、家族ごとに1カットくらいしか撮れません。パパは早く食べ終わっちゃうかも知れないので、写真を撮ってあげるのもいいと思います。
自由時間などが設定される場合には、最初のうちは一緒に遊んでいることが多いと思います。遊んでいるうちに、子どものテンションが上がってきて、自分で遊びに行きます。
そして、「見て!」って感じで、滑り台や遊具などで遊んでいる姿をアピールしてくることがあります。この時がシャッターチャンスです!是非とも、たくさん写真を撮ってあげてください。
最後に
いかがでしたか?親子遠足って、実は重要なイベントだと思いませんか?ママはそのことをよくわかっていて、気合を入れてお弁当を作ってくれていると思いますが、パパは良くわかっていない場合も多いかも知れません(笑)
子どもだけでなく、親のつながりもできるとてもいい機会なので、ぜひとも積極的に参加されると良いと思います。カメラマンとしても、これらのイベントが楽しい思い出になっていただけると嬉しいです。