こんにちは、カメラマンhayatobellです。学校写真を10年ほど撮影しております。
今回は寒い時の撮影についてです。この記事を書いている2020年1月30日は大寒。大寒とは二十四気の一番最後で、暦の上では最も寒い日ですね。
スキー撮影
・自分の寒さ対策
・結露
・バッテリー
この時期に多いのは、スキーの撮影です。年が明けると、多くの学校でスキー教室が開催されます。
まずは、自分の寒さ対策です。スキーウェアはもちろん、インナーや帽子などにも気を付けます。汗をかく場合もあるので、温度調整がしやすい恰好にしておきます。
カメラマンとして大事なのは、手袋です。スキーの手袋だと、シャッターだけでなく、ズームや設定などがやりずらいです。私の場合、インナー手袋を撮影の時に使って、終わったらすぐにスキーの手袋をするようにしています。
結露対策も気を付けます。寒い屋外から室内に入った時、カメラが曇ってしまって、撮影どころではなくなります。結露対策は、水滴ができないようにゆっくりと温めることが大切です。
結露が問題となるのは、昼食シーンの撮影です。生徒さんはグループごとにレストランに入って食事をしていて、カメラマンが移動していきます。レストランに入って、すぐに撮影になりますので、あらかじめカバンの中に入れて、温めておきます。貼れるカイロをカメラに貼っておくのもおすすめです。
寒いとバッテリーの消耗が激しくなるので、予備バッテリーもいつもよりも多く持って行きます。バッテリー交換のタイミングや場所にも気を使います。雪の上に落として、埋もれてしまうと、最悪分からなくなってしまうからです。
あとは、自分の健康管理です。十分な休養や睡眠をとることと、小まめにストレッチを行います。お風呂の湯船につかったときにマッサージをします。筋肉痛を超えて、痛くなることもあるので、体をいたわってあげましょう。
民宿など宿泊施設がグループやクラスごとに異なる場合は、夜に移動する必要があります。雪の中移動することになるので、長靴か、持ってなければハイカットのシューズに雪道用の滑り止めを装着します。
球技大会
この時期は、球技大会を実施する学校もあります。カメラマンとしては、屋外や体育館など、寒い場所とあったかい場所を行き来することになりますので、温度調整をしやすいようにしておくと良いでしょう。
体育館履きは必須です。体育館はあったかいとはいっても、床はかなり冷たいです。
手袋も必須です。手がかじかんじゃうとカメラ操作に影響が出てしまいますので。眼鏡の人は、眼鏡が曇らないように事前に中性洗剤などで洗っておきます。
あとは、トイレの場所も確認しておきます。寒くなると、近くなりますので。
旅行系の撮影
旅行系の撮影は要注意です。なぜなら、カメラマンは大きくて重いカメラバッグを持ちながら撮影をしなくてはいけないからです。
カメラバッグを持ちながら、大きな声で子どもたちに声をかけて撮影をしているときは暑く感じます。しかし、一段落すると、かなり寒くなっていることに気が付いたりしますが、この時には、汗びっしょりだったりすることもあります。
汗をかいたままの服装でいると、風邪をひいてしまう可能性があります。まずは、汗をかく前に、洋服などで温度調整をします。少し寒いくらいがちょうどいいかも知れません。
餅つきの撮影
年末年始はお餅つきの撮影も増えます。主に幼稚園や保育園で多いです。お餅つきの場所は屋外が多く、結構寒いです。
子どもたちは、外履きに履き替えなくても大丈夫なようにブルーシートを敷いていたりしますが、場所は園庭と言うより、玄関の近くなど、どちらかというと日当たりが悪い場所が多いです。
お餅つきの場所は、かなり寒いです。先生方はお餅つきをしているので、体があったまっていますが、カメラマンは寒いので、厚着をしていきましょう。
お餅つきの撮影方法については、以下の記事を参考にしてください。
最後に
いかがでしたか?寒い時期であっても、撮影はあります。寒いと、カメラが冷たいし、撮影の準備などをして待っている時間も結構つらいことがあります。
服装では、ユニクロにお世話になっていますが、ヒートテックには注意です。汗をかくと、暑くなりすぎることがあるので。可能なら、暑いお茶などを持って行くと良いです。やっぱりあったかい飲み物を飲めるとホッとします。
冬の時期の撮影は、結構大変なことも多いですが、空気が澄んでいるので、景色が綺麗に見えることが多いです。せっかくの機会なので、写真に収められるといいですね。