こんにちは、カメラマンhayatobellです。学校写真を10年ほど撮影しております。
前回は、子どもを可愛く見せるレタッチについてでした。
こんな感じで、明るくして赤みを足します。詳細は以下をごらんください。
今回は、渋めに見せて、大人っぽくする場合のレタッチ方法についてです。
同じ猫ですが、少し強めの印象にしてみました。
- 露光量UP
- コントラストUP
- 黒レベルDOWN
- テクスチャ、明瞭度UP
明るさを抑える
子どもを可愛く見せるには、露光量を上げて、写真を明るく見せることがポイントでしたが、今回は逆です。
写真を暗くするといっても、ただ単に暗くしてしまうと、写真そのものが見えなくなってしまいます。この場合、シャドウを上げます。同時に、ハイライトを抑えて、明るさの印象を抑えます。
色温度(ホワイトバランス)も下げて、少し青みを持たせると、クールな感じがでます。
コントラストを強調
子どもを可愛く見せるには、ふわっとした写真が効果的ですが、今回はその逆です。どうするかというと、上記の明るさの他に、コントラストを上げます。また、黒レベルを上げて、全体としてダークな感じにします。
質感を出す
最後は、質感を出して、猫の模様をはっきりと浮だたせます。Lightroomでは、テクスチャと明瞭度を上げます。
最後に
いかがでしたか?今回は大人っぽく、渋めに見せるレタッチでした。上記の写真は同じ猫で、同じ場所、同じ時間に撮影したものです。普段はこんな感じで可愛らしい猫です。
いつもとちょっと違った感じに仕上げたくで、自宅警備員風にしました(笑)男の子の写真の場合、小さい時はカワイイだけでもいいですが、成長するにしたがって、少し大人っぽく撮りたい場合もありますよね。そんな時には、こちらを参考にしてみてください。