発表会

こんにちは、カメラマンhayatobellです。学校写真を10年ほど撮影しております。

今回は、発表会の撮影についてです。幼稚園や保育園で親御さん向けに行われる発表会(成長発表会)の撮影方法です。趣味で写真を始めた昔の自分に向けて書きたいと思います。発表会の前に色々と調べたことを思い出します。

目的と手段を決める

カメラ、ビデオ撮影

撮影業者としては、スナップの販売用なのか、卒業アルバム用なのかといった感じですが、これは毎回ほとんど変わりません。

プライベートの撮影の場合、以下のどれを一番優先順位に持ってくるか、考えておくといいかも知れません。①写真を撮る、②ビデオを撮る、③自分の目で見る

写真やビデオに残すのもいいですが、自分の目で見ておくと、その時の感情とともにいい思い出になりますので。

また、写真やビデオが安心して任せられる業者がいると、親御さんも安心して集中できるのでいいかも知れません。

カメラ設定

カメラ機材

カメラ設定は、おおよそこんな感じです。

  • 撮影モード:シャッター優先 or 絞り優先(キャノンならTvかAv)
  • 絞り:F8~F11くらい
  • シャッタースピード:1/200~1/500くらい
  • ISO感度:~400くらいまで
  • WB:オート or 太陽光
  • AFモード:ワンショット(キャノンならOne shot)
  • 記録画質:JPEG M
  • ストロボ:オート(キャノンならE-TTLを基本に光量を調整)

見せ場を確認しておく

発表会

まずは、見せ場を確認しておきます。業者として撮影するなら、進行だけでなく、はじめのことばなど、見せ場を確認しておきます。

ダンスや歌などで、前後2列になるときには、前後が入れ替わるのか、そのままなのか。入れ替わるなら、後ろの列の子どもも撮る必要があるし、入れ替わるなら、前列に来たときに集中的に撮ります。

クリスマス会とかだと、サンタクロースとか、サプライズで先生が何か用意している場合もあるので、そこも確認しておきます。

プライベートで自分の子どもを撮影する場合は、どの場面で出てくるのか?歌、演奏、ダンスならどの位置なのか?劇なら何の約なのか?などを確認しておきます。親としては、どの位置に座ればよく見えるのか?どのタイミングでカメラを構えておけばいいのか?を予め調べておきましょう。

イメージ写真を撮る

発表会イメージカット

始める前にイメージカットを撮っておきます。「発表会」とか、舞台の様子、そして衣装や小道具など。

発表会が分かるものを撮っておくと、後でいい思い出になりますし、卒業アルバムにも使えるので便利です。

始めの言葉、終わりの言葉

発表会

始めの言葉、終わりの言葉は、園児さんにとって最大とも言える見せ場です。

全体を撮ったら、ピンでの写真を抑えておきましょう。ひとりずつ名前や言葉を言う場合も多いです。しゃべっている時の写真は、シャッタースピードに気を付けて、何複枚を抑えておきます。

全体像を撮るときは絞りに気を付ける

発表会 ステージ

それぞれのプログラムの最初(もしくは最後)で全体像を撮っておきます。

全体にピントがあうように絞り込んでおきます。これに合わせて、シャッタースピードを遅くしたり、ストロボをバウンスにしたり、カメラ位置を高くしたりします。

全体の雰囲気は、親御さんは普通は撮らない写真なので、業者として、しっかり押さえておきたいところです。ただし、枚数は少しでOKです。

寄りを撮るときは、シャッタースピードに気を付ける

発表会 ダンス

全体が撮れたら、寄りの写真を撮ります。児童さん数人の場合や、ピンで写っている写真など、できるだけたくさん撮ります。

寄りの写真では、ブレは厳禁です。シャッタースピードを確保して、表情や動きなどが分かるように露出も調整しましょう。

マニュアルの場合、絞りとシャッタースピードが固定(ISOもオートでなければ固定)になっているので、露出はストロボの光量で調整します。

明るくしすぎると、バックが落ちる可能性があるので注意です。途中でストロボの光が安定しなくなる可能性もあります。光量が足りないと、後で露光補正をした時の画質が確保できないので注意です。

上記に注意しながら、見せ場を抑えて、出演している児童さん全員を抑えます。

乳児はいるだけでOK

乳児(先生と)

プログラムの最初の方は、乳児さんのプログラムが多いです。乳児さんで、月齢の浅い子は、ほとんど赤ちゃんなので、そこにいるだけでOK!舞台にいる写真を撮ってあげましょう。

この場合、先生がだっこしていることがありますが、先生と一緒の写真、児童さんだけの写真を撮ります。先生と一緒の場合は、先生の表情も注意して撮ります。

幼児は成長がすごい!

発表会

幼児さんは、年中さん、年長さんになるにしたがって、とても立派な演技をしてくれることが多いです。

やっぱり、自分の親に「すごいんだよ!」「できるんだよ!」というところを見せたいんだと思います。可愛いですね。

でも、うまくできなかったりして、泣いちゃう児童さんがいる場合もありますが、この場合も写真に収めておきます。ちなみに、日常の撮影では泣いている場面は撮りませんが、発表会は例外です。

自分の子どもだと、成長に感動して写真どころじゃなくなる場合もあるので、業者として、しっかりと写真を撮っておきましょう。

区切りを分かり易くする

発表会

写真販売をするとき、プログラム別にして販売することが多いです。後で分かり易いように、フォルダ分けしておくか、区切りとなるカラシャッター(明らかに意味のない写真)を入れておきましょう。

あとは、全体を撮って、寄りを撮ってなど、撮影のパターンを決めておくと、後日自分で確認するときに区切りが分かり易くなります。

家族写真を撮る

家族

発表会が終わったときなど、「発表会」の看板の前で家族写真を撮ることが多いです。

予め、看板の位置、太陽光の状態、導線などを確認しておきます。看板にビニールがかかっていると、反射するので角度を若干ずらしますが、曲がり具合が不自然にならない程度に抑えます。

短時間で数十組を撮影しなくてはいけないので、手際よく撮影します。

看板を挟んで、パパとママが並んで、その前に児童さんや兄弟が並ぶパターンが多いです。人数が少なければ縦位置で、おじいちゃん、おばあちゃんなど家族が増えれば横位置で撮影することが多いです。

隙間があくと、仲が悪く見えてしまうので、注意です。またママはパパよりも若干後ろに来てもらって、中央を向いてもらう方がいい感じになります。

あとは、タイミングよくシャッターを切ります。一家族2カットを基本に、どんどん撮っていきます。

最後に

猫

いかがでしたか?発表会のタイミングで、カメラやビデオを新調される親御さんも多いようで、新品のカメラやビデオを持ってくる方も多いです。

やっぱり、子どもの成長は嬉しいし、記念に残しておきたいですよね。業者を上手に使って、楽しい思い出を作っていただけると嬉しいです。

パパやママは、一生懸命にがんばった子供たちをたくさんほめてあげてくださいね。