撮影前の状態チェックに、シャッタースピードの限界を確認する

こんにちは、カメラマンhayatobellです。学校写真を10年細撮影しております。

今日は自分の状態チェックに関してです。その日の自分の状態をチェックすることによって、チャレンジングな撮影ができるのか、守りに徹して撮るべきものをしっかり撮ることに集中するのか、を決めていくことができます。

シャッタースピードの限界をチェックする

猫 
  1. 標準レンズを取り付ける
  2. 手振れ補正OFF
  3. 手持ちで構えて写真を撮る
  4. 拡大して、ぶれていないか確認する

自分の状態チェックを行う方法は、人それぞれあると思いますが、私の場合はこの方法が多いです。

上記で、シャッタースピード1/30で、ぶれていなければOKとしています。

OKなら

長崎 佐世保 ハウステンボス
  • 撮るべきものをしっかり撮った上で
  • 見栄え重視で絞りやシャッタースピードを限界まで
  • 今までとは違う撮り方

上記のチェックでOKの場合には、いつもの感覚で写真を撮ります。通常どおりにシャッタースピードや絞りなどカメラの設定を決めて撮ります。

そして、撮るべきものをしっかり撮れたら、見栄え重視になるような絞りやシャッタースピードを限界値にした写真を撮ることもあります。

いつもは撮らないアングルやタイミングなど、新しい撮り方を模索したりします。

NGなら

登戸駅 ドラえもん
  • 撮るべきものをしっかり撮る
  • 実績のある設定
  • 小まめな確認
  • 健康管理

上記のチェックで、もしNGなら、仕事として撮るべきものをしっかり撮ります。絶対に失敗しない安全な設定で撮ります。

今までの実績がある設定から、シャッタースピードを一つ上げたり、絞りを一段絞ったりして、ちょっとしたことがあっても後でリカバーできるようにしておきます。

具体的には、いつもはここで1/125で撮っているけど、1/160で撮っておこうかな!?とか、グループ写真を撮る場合には、いつもはF6.3だけどF7.1とかF8に上げておこうなかなって感じです。

そして、いつもよりも小まめに確認します。画像を拡大したり、画面が見ずらかったら見やすい場所に移動したりして、確認するようにしています。

健康管理も大切です。自分では大丈夫なつもりでも疲れがたまっていたり、調子があまりよくない日はあるものです。できるだけ休憩を入れたり、水分補給をしたりなど、体への負担が少ないように工夫します。

健康管理をしっかりと

猫 レオ 昼寝
  • 十分な睡眠時間
  • 脱水症状
  • ストレス
  • その他、集中できない状況

カメラマン、特に学校写真のカメラマンは体力仕事だと思います。ですから、健康管理には注意してもしすぎることはないともいます。

十分な睡眠時間は大切です。睡眠時間が短いと、目が疲れていてピントが合っているか分かりずらいことがあります。オートフォーカスなので、これが原因でピンボケになることはないですが、測距点が微妙にずれている場合などは分かりにくいことがあります。

運動会とかでは、脱水症状に注意です。普段でも、生徒さんに声掛けをしていると、かなり喉が渇くので水分補給はやっぱり大切です。

ストレスマネージメントも大事です。子ども相手にしていると、いい子もいればそうでない子もいます。その辺をうまくかわしながら、先生などの協力を得ることも時には必要だと思います。あとは、この撮影は嫌だなあ、と思うものは次回から請けないことも大切なのかと、最近は思っています。

上記以外にも、撮影に集中できないことがある場合には、周りの協力を得つつ環境改善をしていくことが大切だと思います。

最後に

猫 木登り

いかがでしたか?撮影に慣れてくると、こんな感じでバンバン撮れます~って感じで撮って、後で確認したら・・・なんて失敗。恥ずかしながら、駆け出しの頃はありました。

自分では、いつもの通りでOKだと思っても、実は自分の体のセンサーや命令を伝える回路の調子が良くなくて、イメージ通りに体が動いてくれない・・・なんてこともあるかも知れません。

そんなときでも、あまりひどい場合には別ですが、使える写真を撮ることがカメラマンには必要だと思っています。今回はそのためのチェック方法と、その後の対応について書きました。参考になれば幸いです。